今回は初の試みで、仕事帰りに友人の釣りキャンパーTK氏とデュオキャンに来ました〜!!
初の夜設営ということで、慌ててしまいましたがなんとか無事設営できました!!
前もってご報告ですが、、今回は今までのハッピーなブログではありませんので、温かい目で見て頂けると幸いです。
釣りキャンパーTK氏と言いましたが、自分が勝手にキャンパーに引き込もうとしているだけで、彼は初のキャンプになります。
彼も偶然にも自分と同じアウトドアが苦手なキャラで、しかも同じ時期から趣味を持った仲間です。ただ彼はキャンプではなく釣りに目覚めてしまいました…残念。
今回のキャンプですが、時期的にも気候的にも人が少ない事を予想してましたが、結果かなりのキャンパーさんがおられました。
▼今回のキャンプでの収穫
目次
この時期のキャンプの利用の多さについて
丸山県民サンビーチは自分の見立てでは3つのエリアに分かれていると思います。
1:丸山荘エリア
このエリアは駐車場から近く、非常に人気のポイントです。おそらく丸山荘という建物跡かと思われます。もう既に沢山のキャンパーさんがおられました。
2:森の木陰エリア
写真は画像検索引用につき何もありませんが、このエリアも沢山のキャンパーさんがいて設営場所がありませんでした。炊事場の横が空いていたので、妥協してここに決定。
この場所は人気ですが、今回は人も多く駐車場からの距離も遠いので、良い場所を陣取ることができませんでした。
3:海岸前エリア
ここは岩がゴロゴロとあるので設営出来るテントは限られます。さすがにここはテントの種類も限られる為、かなり空いていました。
設営場所について
この写真でお気づきでしょうか?熟練の皆様でなくても、普通に考えたら分かると思うのですが、こうなってしまったのには原因(言い訳)があります。
サーカスTCには出入り口が2方向作れます。玄関と勝手口です。いざ設営してみると玄関側は炊事場までの通路になっており、通行の妨げになってしまう事に気付く。
そして勝手口側は、なんとお隣のキャンパーさん達との宴会とガッチンコになるではないか!?後から設営している身分で、ここに割り込んできまづくなるのは避けたい。
結果炊事場の横で、BBQという大変恥ずかしい光景になってしまいました・・・
とにもかくにも今回はメンズ釣りキャンプ!開き直って宴会の開演と行きます!
メンズ同士なので、ここはワイルドに地面をテーブルに乾杯します(笑)
もうなんなら炊事場なんて関係ねえ!!海辺の前で焚火してしまえ!!
と海際ギリギリで再乾杯!!釣り具合も確認しながら酒が進みます。
大物のゲットはありませんでしたが、小ぶりのスズキ?が釣れました。
自分の購読する焚火旅さんより、ご指導頂き焚火が成功出来ました!
焚火旅さん有難うございました!!ファイアグリルに対して◇形に、土台は燃えやすく針葉樹で組み上げ、トップは長く燃えるように広葉樹で配置。
あとは海辺で周囲に人もいないので、天高く燃え上がれ!!とどんどん焚きつけていきます。ここで新たな発見ですが、コーナンの湿気た広葉樹でもかなり小さくすれば、燃える事に気付く。
こうやってレクチャー頂きながら、それを糧にして自分で経験して学んでいくとはこういう事なんだなと改めて実感出来ました。
細かくした薪を子供のように喜んで投げ込んでいたところ、掴んだ薪がなんと・・
薪ではなくモーラナイフコンパニオンのブレードではないか!?
顔が一気に青冷める。血は出ていない!?大丈夫か。ひとまず安心する・・・
脅かすなあ。それよりもモーラナイフの切れ味はこんなものなのか!?もっと切れると思ってたぞ!!笑う。
しかしこの時は、本当に気が緩んでいて何もわかっていませんでした。
テントに戻ってカレーヌードルを頬張り就寝の準備に入る
キャンプでの体調管理について
今に始まった事ではないのですが・・自分はお酒は好きなので毎日飲みます。しかしながらアルコールが体に合わず、一定の量とペースを超えると二日酔いの症状がその日にでてしまいます。
今回初のメンズデュオキャンという事で、羽目を外して飲みすぎてしまいました。
とりあえず就寝前の防寒準備とコーヒーで温まる。
それでも体調はどんどん悪くなり頭痛と吐き気が朝まで続き、何度もトイレでリバースしてしまいました。
*トイレは綺麗に掃除させて頂きました
吐くと体温も下がりいつもと違い自宅ではないので、さらに体調が悪くなりました。
薬も一つも持っていないし、酔っているので運転も出来ず。友人は爆睡。
ここに来て、大げさでもなんでもなく本気で死を覚悟しました・・・
吐き気で震えながら朝まで一睡も出来ず。満点の夜空も、すんだ空気も、心地よいはずの波の音も全てが地獄に感じました。今後キャンプを続けていけるのか不安になりました。
さらに気温も落ちますが、全く眠れず。駐車場まで往復したり、温かいゆずティーを買ったりするも体調は変わらず。
気が付くと朝になっていました。サーカスTCは今回インナーなしで使いましたが、かなり広々としていて、ゆったり過ごす事が出来ました。
テントを開くと朝日が自分の体内の毒を洗い流してくれているようで、癒されました。
自分が峠を越した事も知らず、気がつくと友人は早朝から釣りに励んでいました・・・羨ましい。
とりあえずコーヒーでも入れてあげよう。昨日の事でも話しながら。
キャンプについての過信と注意力の甘さについて
まだ頭痛が少し残りながらも、朝日によってどんどん気温も上がり元の体調を取り戻していく。コーヒーを飲みながらほっと一息。しかし握ったコーヒーに違和感が、、
なんか手に痛みを感じる!?
しっかりと切れていました。昨晩のモーラナイフ。そんなに甘くはなかった。本当にこんなに色々な意味で苦いコーヒーと、目が沁みるほどの朝日は人生で初めてかも知れないと思った。
握っただけでこれなら、もしこれがスライドしていたらと考えるとゾッとした。本当に心から反省。
気を取り直して、安定のホットサンドへ。生ハムを入れればとりあえず間違いないと思いましたが、塩分が濃すぎてあまり美味しくありませんでした。残念。
食後は早々と撤収。近所の坂越港へ移動し釣りの続きを。タコエギ?タコ釣りのルアーを装着し、タコ狙いで!!
いるのかタコは!?タコは居ませんでしたが、女子三人が突然現れ堤防へ座っていました。ああキャンプも流行っているが、女子釣りも流行っているんだなと思ってみていると、生ケーキを堤防に置いてハッピバースデー~ ♪・・・歌い始める!?
え!嘘こんなところで!?一瞬これは夢で、まだテントで峠を彷徨っているのか!?
と不安になりました(笑)
キャンプも釣りも同じだが、自然はそんなに甘くはない。魚も命がけ。
こんなド素人のテクニックにかかる訳がないし、逆にこんな自然を舐めていた自分などにかかって欲しくないと思いました。
釣れない時は、釣った人に振舞ってもらおう!!!という事で食事に。
近所のしおさい市場にて。ここの看板メニューの「くいどうらく定食」2850円。
刺身は特に旨かったです。
ここで前回はまだ時期ではなかった牡蠣1.1kg1000円を購入して奥さんへのお土産としました。
旅を終えて、キャンプに対しての興味の変化
今回は全てがうまくいかないキャンプでした。釣りキャンパーTK氏には申し訳ないですがお世辞にも楽しかったとは言えず、今までのキャンプで一番最低なキャンプになってしまいました。
それでもやりきった感が強く、大げさでもなんでもなく生きている喜びを実感することができました。キャンプ=生死の狭間で生き延びる訓練もしくは戦場と今は考えます。
そんなにキャンプは重いものじゃないよ!!と言われるかもしれませんが、今の自分はそれぐらいの心がまえを持って安全に楽しくキャンプをすることが必要なのではないか?と思っています。
キャンプに対しては今は物凄く・・・
楽しいです!!
さらにキャンプが楽しくなりました。でも今回の事を教訓に、冬キャンプの時期だけ何があっても良いようにノンアルコールにしようと思います。
逆に奥さんが体調を崩すこともあるかもしれませんし、交通手段というライフラインは必要だなと思いました。
皆様からするとレベルの低い内容かも知れませんが、それで良いのです。自分はキャンプについてド素人なのですから、その自覚が甘かっただけなのです。
今回は本当に良い経験になりました。経験して初めて学ぶ。
それが大きな怪我や取り返しのつかない事故にならなくて、その範囲で大きく学べたので本当に良い意味で良かったと心から言えます。
もっともっと万全を期して、キャンプを楽しめるように学んでいきたいと思います。