どうも、オシャレキャンプを目指すOSRです。
キャンプでは定番となったアクアパッツァ。しかしその見た目がSNS映えすることから、今でも人気が衰えない料理です。
白身魚が基本なのですが、今回は赤身の鮭を使いました。コレがまた結構イケるんです！魚介の出汁もきいて、サーモンの肉厚も食べごたえがあり最高でした。
アクアパッツァとは
魚を水やトマト、オリーブオイル、白ワインなどで煮込んだ魚介類のスープです。最初に言いたいのが、あくまでアクアパッツァはスープを楽しむ料理なのです！
イタリアの定番料理の一つ。名前の由来はアクア（水）パッツァ（跳ねる・暴れる）という意味で、熱した油に水を注ぐことで起こる豪快な沸騰で魚を焼きあげるという意味から「アクア・パッツァ」と名付けられたそうです。
この料理はスープを楽しむ料理なので、風味の主張が少ない白身魚を使うのが一般的なのですが、今回のようにサーモンのような赤身もキャンプでは問題ありません。自由に豪快にいきましょう！！
今回の調理テーマ
嘘つけ！と言われるかもしれませんが・・とにかく手抜きで調理すること。キャンプらしく直火で豪快に炊き上げることをテーマに作りました。
★ポイントは料理は豪快・お手軽に、下準備は丁寧に作ることです。
調理に使うギア
□スキレット19ｃｍ程度
□ラージメスティン
□ファイヤグリル（ロストル付）
定番のギアで簡単に作れます。雰囲気を出すために、スキレットのままテーブルに盛り付けることが重要です！
★煮込み料理の為、カセットコンロで作ろうと思いましたが、直火の方がキャンプらしく、薪や炭の風味がしっかりと仕上げに効いていました。
用意する食材（2人前）
□サーモン3切
□ニンニク1片
□アスパラ5本
□プチトマト6個
□マッシュルーム2ヶ
□パプリカ（黄）1/2個
□あさり
□レモン
□白ワイン（料理用）150ml
□水50ml
□オリーブオイル適量
★塩鮭やチリ産など味が濃い鮭はやめておきましょう。
調理開始
あさりの砂抜きをします。水200ｍｌに塩小さじ1を目安にしてください。底上げをしないとあさりが吐いた砂をもう一度飲んでしまうので、網か何かで底上げしてください。
今回はボールを忘れたので、メスティンを代用しました。底網は100円ショップで購入したものがシンデレラフィットしました。このままフタを閉じて2～3時間、日陰となるテント内で保管しましょう。
★塩を沢山入れる方がいいんじゃない！？と思ってしまいがちですが、多すぎない方がよく塩を吐いてくれるので、塩はほどほどに。海水程度の塩水を作ってください。
野菜を細かくカットします。大体お持ちのスキレットに円形に盛り付けるイメージで、サイズを決めましょう。野菜の赤・黄・緑が均等な量になるくらいで、パプリカは少し大きめにカットしました。
焚き火が落ち着いて、いわゆる熾火（おきび）の状態になったら調理開始です。オリーブオイルをたっぷりひいて、ニンニクを炒めます。ニンニクを焦がすと苦味がでてくるので、スキレットは一度熱したら火力の弱いところに移動させて調理しましょう。
サーモンの皮が下にくるように焼きます。今回ひっくり返さず上側は蒸して仕上げました。皮がパリっと焼けるまで熱して下さい。熱を加えたら塩・こしょうで味付けします。正直マキシマムでも、黒瀬スパイスでも何でもＯＫです（軽くふる程度で大丈夫です）
★味付けは塩・こしょうだけ。あとは魚介の旨みだけで十分ですよ！
次に水洗いをしたあさりを投入します。豪快に放り込んじゃってください！
最後に野菜をカラフルに盛り付けましょう！
ワインにこだわりのあるソムリエ気質の方以外は、料理用のワインで間違いないです！
キャンプなので適当に入れてもOK！ワイン8、水2ぐらいの目分量で入れましょう。
あとはアルミホイルをかぶせて放置しておくだけ！！簡単！！
★直火なので火加減はその状況によって違うのですが、とにかく想像している以上に長めに放置してください。
あさりの口が開いて煮立っていれば、あとはお好みで。レモンを添えて彩り豊かに完成です～。
★お皿に取り分けるとオシャレな迫力が半減してしまうので、スキレットのまま盛り付けましょう。
鮭はもっちりして、鮭！！って感じです。語彙力がなくてすみません・・！鮭を口に頬張ったら、スープを飲んでみてください。コレコレ！！旨い！！ってなるんで。
魚介類の旨みがワインのコクと相まって、野菜もめちゃくちゃ美味しいです。冒頭でアクアパッツアはスープですと書いたのは、とにかくスープを飲んでから感想を述べてほしいのです！！笑
シメはパスタで！
・・・。キャンプではお腹いっぱいでシメれなかったので、自宅でシメました。アサリの代わりにベーコンを入れただけで、調理はそれほど変わりません汗。
皆さんはぜひシメはパスタを入れて、ボンゴレビアンコ風に仕上げてくださいね！
まとめ
今回初めてアクアパッツァに挑戦し偉そうに記事にしましたが、実際調理してみるまでイメージがあっても味の感覚がわかっていませんでした。
食べた瞬間おいしい！でも出汁の効いた汁はもっと旨い！と感じましたが、それもそのはず。スープがメインなので当然ですよね。
あさりの砂抜きと野菜のカットさえ頑張れば、あとは味付けも調理もほとんど必要なしなので簡単に作れます。味は塩・こしょうだけで本当に大丈夫です。
ぜひワイン片手にアクアパッツァで、イタリアンキャンプを満喫してみてくださいね！
それではまた～。
